ABOUT

佐賀の言葉で、「いいでしょう」という意味の

「よかろう」から名づけました。

大切にしたいのは、人の気持ち、そして共創(co-creation)するということ。

ほんのちょっとした工夫や心がけで、毎日がかわる。

でも自分ひとりでは、なかなか踏み出せないこともある。

そんなとき、なにかきっかけがあれば。

ささいなきっかけで、目の前の世界が違って見えるかもしれない。

新しい世界との出会い。

だれかの毎日が、ちいさなしあわせであふれるような、ちいさなお手伝いを。

【保育と教育への思い】

大人は、子どものお手本です。言葉も、態度も、マナーも、笑顔も、大人を見て子どもは学びます。

わたしは教師になりたくて、大学で教職課程を履修しました。ギャルも、ホステスのような子も、目立たない子も、面白おかしく周りを盛り上げる子(わたしはこの枠でした)も、みんな仲が良くてファミリーのような仲間たちでした。

そこで、たくさんのことを学びました。人付き合い、まとめ方、中立性の保ち方、現実問題、そして、教育とはなんぞや。

教授たちも、仲間たちも、控えめに言って最高でした。教育って、楽しい。学びって、楽しい。そして子どもの成長って、素晴らしい。

そうして中高の教員免許を手にしたのですが、だんだんと溢れてくる保育への思い。わたしは大学に進むとき、保育科か英語科で悩み、英語科を選んだのでした。

それから数年が経ち、公立の保育園で補助として働きました。そこで見たのは、くだらない人間関係のしがらみと、いわゆるいじめでした。正規の先生たちの(もちろん全員ではありません。すてきだと思う先生もいました)権力と補助職員の派閥争い。

かっこいい大人でありたい。子どもたちが毎日楽しいなぁと思える毎日を過ごしてほしい。かっこいい定義が分からぬまま、そんな思いで今度は正規の保育士を目指しました。

当時合格率11%と言われていた保育士試験に、半ば意地で合格しました。

教職課程で学んだことは、現実を見ながらも希望あふれるものでした。でも保育の現場で知ったのは、くだらないしがらみ。

子どもたちにとってより良い保育をするのが、保育士ではないのか。働く親御さんに変わってその間めいっぱいの愛情を注ぎ、生活のリズムを整え成長の手助けをするのが保育士ではないのか。

保育士として就職した先で、先輩たちに恵まれ、保護者に恵まれ、愛する子どもたちと出会えました。わたしは人に媚びたりお世辞を言ったりできませんが、その代わりいつだって本心です。良いものは良い。良くないことは真っ向勝負。ただし周りの方や子どもたちへの感謝の気持ちを忘れたことはありません。

わたしは今、副担任→担任→主任→学童施設の所長として働いています。そのどれも素晴らしい先輩や同僚や後輩に出会え、ともに喜びともに泣き、保育とは何かを学び続けています。

その枠に収まりきれず、週末はワークショップを主催しています。会社という枠を超えて、子どもたちと関わりたかったからです。

子どもたちがもっと自由にのびのびと楽しくものづくりができ、それを通して頭と心をフルに動かせる。そんなワークショップがしたい。そして、参加者同士で交流できるような、園でも学校でも習い事でもない場所。

それがYOKAROです。

わたしは、保育のプロ。その自覚がなくては、保育士も所長もやってはいけないと思います。

プロとして、子どもたちの笑顔を守りたい。「楽しいなぁ」を大切にしたい。家族以外にも、あなたを大切に思う大人がいるということを伝えたい。

そんな大それたことを、日々考えています。

ひとりひとりを、大切にします。

ようこそ、YOKAROへ!

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