南大沢さくらマルシェ

2019.4.6南大沢さくらマルシェ出店
この日は、七色に光るLEDミニランタンと似顔絵キャンドルづくり!ぽかぽか春の陽気に誘われて、桜舞う中のんびりとスタートしました。南大沢遠い…!
シュールな背中(わたしは立体はちょっと苦手なようで…)。

のんびりしすぎて、ばたばた。なんとかお客さんの来店に間に合いました。

さぁ、今日はどんな子とどんな作品に出会えるんでしょう☺︎
ミニランタンは、色のついた紙粘土をライトに飾っていきます。分厚くするとせっかくのライトが見えないので、うすーく伸ばすか見える部分を作ってあげましょう。

お手製の色粘土なので、色味もオリジナル。毎回同じ色は出せないのですが、それはそれで特別感あるかな?ないか。
つぶらな瞳…!こちらは時間をかけて細かく色合いを調整しながら作ってくれました。カラフルでかわいい〜!大きな耳が特徴的ですね。嬉しそうに持ち帰ってくれたので、わたしも嬉しい!

ワークショップの醍醐味って、この完成した時の嬉しそうな笑顔にあるんですよね。みんな、ぎゅーっとしたくなります。

そしてこちらは…そう…
すみッ◯のしろ◯ま!(伏せる意味)
やはり女の子人気はまだまだ衰えず。根強い人気を誇るアレですね。

わたしの関わる女の子たちは、これかディズニープリンセスに夢中ですね。わたしもしろくま(あっ…)と、ぺんぎん?が好きです。
こちらは兄弟で作ってくれました!ママのお手伝いを受けながら、完成。ニヤリと笑う顔がきっと夜怪しく光ることでしょう…。

こんな風に、ライトが見える部分を作る子って実は少ないんです。全体を光らせようと薄く伸ばして包んでいるのですが、それがまた難しい。

破れたりくっつけたりを繰り返して作ります。でもこうして見える部分を作れば、周りは分厚くてもOK!
こちらは、わたしが作ったサンプルを見ながら作ってくれました。最初に出てきた、哀愁漂う背中のあの子ですね。あの子の名前はウサラッタと言うんですが、この子の名前は何だろう?お家でつけてくれたかな?

他にもたくさんの子どもたちが作りに来てくれました!写真撮れてなかったりして全部は載せられないのが残念。

この日嬉しかったのは、女の子がおばあちゃんと来てくれたときのこと。

その子はこの後予定があるとのことでした。少し時間があるからと寄ってくれました。思ったより凝って作るので時間がかかり…。親御さんはお家でヤキモキしながら待ったてくださってたそう。

でも女の子は楽しそうに、満足いくように一生懸命作っていました。そしておばあちゃんは、両親のヤキモキにこれまたヤキモキしながらも、「ちょっと頑張って作りましょうね」というようなことをおっしゃるものの、決して女の子を急かしたり怒ったりなさらなかった。

完成したら、おばあちゃんは一緒に喜び、褒め、わたしにまで感謝の言葉をくださり、にこにこで作品と女の子を見ていらした。

すてきなおばあちゃんだなぁと思いました。さっさとしなさいと言うのも、もうそこまでにして、と言うのも簡単です。

でも、親御さんに「もうすぐ終わるわよー」と電話で優しく伝え、女の子に「すてきね」と褒めてらした。どちらの気持ちもわかるし、どちらにも優しい対応をなさっていた。

関わり方が見えるなぁと思いました。女の子はとても嬉しそうに帰って行きました。そして次の日、なんとまたいらして声をかけてくれました。

予定大丈夫でしたか?とうかがうと、「大丈夫大丈夫!」とまたにこにこ。パパもいらしてお礼の言葉をいただきました。

お礼を言うのはこちらの方なのに。

ワークショップはもちろん楽しかったけれど、この出来事のほうが強く残っています。

大きな心で、人と接したい。そんな風に思いました。ちょっとしたことで焦ったり急かしたりせず、どんと構える。どんな時でも、素敵なものは素敵だし、せっかくなら楽しいほうがいい。

学ばせていただいた、素敵な時間だったなぁと思います。

そして2日目に続く…!

YOKARO

保育に夢中の保育士による、ものづくりワークショップです。 子どもの感性や発想は、大人とはまたちょっと違っている。のびのびと自由に、手と心を動かそう。

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