保育の一コマ
いつもワークショップへの参加、レポの閲覧ありがとうございます☺︎
今日は保育の一コマを!
わたしはプログラム保育に力を入れていて(早期教育は推進派ではありません。ここの違いはまた後日)、講師を担当しています。
とあるプログラム中、生徒の1人がこんなことを言いました。
「せんせは、ぼくたちによくアドバイスをくれる。それがわかりやすい。」
ハグも恥ずかしがるような男の子です。もちろんわたしへの思いを伝えたり、甘えたりすることもなどなく、順調に(?)世の男の子と同じように成長のステップを踏んでいる子です。
恥ずかしながらわたしは子どもたちにラスボスなんて呼ばれることがあり、それは最終的にこの人が立ち上がるとまずい…という認識から来るものです。
すなわち、普段はいいけどいざという時は恐ろしい存在であるということ。良くも悪くも、怒らせてはならないというのが子どもたちの共通の認識のようでした。
そんな彼らのうちの1人から、「アドバイス」という言葉を聞いて驚きました。わたしの話を、アドバイスと受け止めてくれているのだと。
もちろんわたしはそのつもりです。
これがいい。ダメ。悪い。なんて決めつけをしたことはありません。
あなたはどう思うの?
わたしはこう思うけれどあなたたちはどうだろう?という伝え方をしています。決めるのはわたしではない。あなたたちが判断することだ。
彼はそれを、アドバイスととらえた。
涙をこらえました。
子どもと向き合ってきて、それが響かなかったことはただの一度もない。唯一の自信です。
泣いて悩んで苦しんで、ともに笑い楽しみ幸せを共有する。
愛情は伝わるのだ。そう思わずにはいられません。
「せんせが辞めたら、ぼくもやめます」
他の子がこう言いました。この子がそんなことを言うなんて。それもまた泣けました。彼がそんな風にわたしを思っているなんて知らなかった。
こうして子どもたちは、わたしに自信と誇りを持たせてくれます。
だからこそ、彼らの期待に応えたい。彼らに惜しみない愛情を注ぎたい。そして、彼らの放課後を任せてくれる保護者に感謝したい。
毎日が刺激的で、同じ日なんて2回ない。
歩みを止めることはできない。まだまだ足りないところばかり。もっとできるはず。もっと楽しくなるはず。これで充分なんて、ないんです。
保育者として、教育者として、まだまだまだまだ学ぶことがたくさんあります。驕ることなく、日々是精進。
ほんの少しずつでも成長できるよう、これからも頑張ります。
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